用途別一覧
缶用材料
飲料缶向けから工業缶向けまで幅広い分野で使われています。

▲ぶりき缶
ぶりき
錫めっきの美しい光沢で覆われ、優れた耐食性・はんだ性・溶接性を持った「ぶりき」の歴史は、そのまま東洋鋼鈑の歴史です。食缶をはじめ飲料缶、18ℓ缶、美術缶など用途も幅広く、伝統の技術と最新の設備が生み出す高品質な「ぶりき」は、世界中で厚い信頼を集めています。

▲18ℓ缶
ティンフリースチール(ハイトップ)
「ハイトップ」はぶりきに代わるティンフリースチール(錫なし鋼板)として、東洋鋼鈑が世界で初めて商品化に成功した素材です。耐食性・塗装性に優れているため、王冠など缶用材料としてはもちろん印刷用製版材、塗装用下地処理鋼板など幅広い用途で利用されています。

▲TULC
ラミネート鋼板(ハイペット)
「ハイペット」は環境にやさしい安心な素材として、東洋鋼鈑が独自に開発したフィルムラミネート鋼板です。代表的な用途は飲料缶でスチールベース
の「TULC」、アルミベースの「aTULC」など、その進化は飲料缶の可能性を大きくひろげます。
※TULC(タルク)はToyo ULtimate Canの略で「究極の缶」の意味です。
東洋製罐(株)が開発しました。

▲容器用機能フィルム
容器用機能フィルム(ファインキャストフィルム)
「ファインキャストフィルム」は、絞りしごき缶(TULC)用に開発したラミネート鋼板用無延伸ポリエステルフィルムです。内容物のフレーバー吸着が少なく、香味保持に優れたポリエステル樹脂を採用。さらにTULCの高加工性に対応するため、ガラス転移点以上で伸びの大きい無延伸フィルムを選択することで、缶の内面(クリア)・外面(ホワイト)に対応したクリアおよびホワイトフィルムの生産を可能にしました。東洋鋼鈑の飲料缶や食缶向けとしてはもちろん、東洋製罐グループの海外展開事業と連携し海外の缶用ラミネート材向けにも供給しています。