リスクマネジメント
部門のリスク管理活動
法令や社内規程を順守することを基本に、日常業務の効率的な運用と改善、全社的なつながりを目指しています。
各リスク管理委員会
部門横断的リスク・影響が大きいリスクに対して的確な対応をとるため、8つの委員会が活動しています。
コンプライアンス委員会
私たちは、コンプライアンスを自分の行動や仕事に責任を持つことだと考えています。人は生きていく上でこれだけはやってはいけないという決まりごとがあります。もし、これを破れば社会的な制裁を受けます。同様に、どの仕事にも基本的なやり方や取り決めがあります。これを外したらきちんとした仕事は出来ないし、成果を上げることも出来ません。
基本を確実に自分のものにした上で、担当する仕事が他の職場の業務・社外にどのような影響と効果をもたらすかを考えた上で、仕事に取り組むことが大切です。
法令はもとより「東洋製罐グループ企業行動憲章/企業行動規準」・「職制規程」をはじめとする社内規程や業務手順書をよく読み、理解し、活用することを目指します。
コンプライアンス委員会は、一人ひとりが業務を通して「法令をはじめとする社会規範を順守し、当社グループが社会的に有意義な存在であり続けることを目指す」という方針に基づき、毎年テーマを定めて活動を行っています。
東洋製罐グループ企業行動憲章/企業行動規準
2018年4月に東洋製罐グループ共通の企業行動憲章/企業行動規準を制定いたしました。
東洋製罐グループ企業行動憲章/企業行動規準コンプライアンス相談窓口
コンプライアンス、ハラスメント・人間関係の相談窓口を以下のとおり設置しています。
(1)当社の社内相談窓口
本社・支店・・・本社コンプライアンス担当部署
下松事業所・・・事業所コンプライアンス担当部署
本社・支店・・・本社人事担当部署
下松事業所・・・事業所人事担当部署
各社の主管部署またはコンプライアンス委員
気軽に相談して連絡・相談できる仕組みとして、「企業倫理」「ハラスメント・人間関係」についてそれぞれ外部相談窓口も設置しています。
コンプライアンス推進体制
リスク管理活動の最も重要な活動として位置づけ、全社で取り組んでいます。

生産リスク管理委員会
生産リスク管理委員会では、下松事業所において安定的な生産を継続するために、阻害要因を見出し、その対応方法を立案実行して、各事業の継続的発展につながる取り組みを進めています。
品質管理委員会
東洋鋼鈑グループ全体の品質管理体制の健全性の監視・維持・改善および品質管理に対する意識向上などを目的として品質管理委員会を設置しています。
品質管理委員会は、鋼板関連事業・機能材料関連事業・機械事業など各事業から選出された委員により構成されています。 定例会議において議題について討議し、リスクを掘り起こしてその対応策を検討し、各事業にフィードバックしています。また、グループ内各事業の品質監査を実施しています。委員会による監査は、各事業の品質マネジメントシステムに基づいた内部監査とは独立して実施しており、その主目的は製品の試験・検査データの信頼性について第三者の目で客観的に確認し、不備を是正することにあります。
品質管理委員会はこれらの活動によってグループ全体の品質管理のレベル向上を図っています。
設備リスク管理委員会
事業を継続するためには生産設備・ユーティリティー設備の安定稼動が不可欠であり、計画的な修繕や更新、地震等災害発生時の安全対策、重大事故の未然防止を積極的に推進する必要があると考えています。
販売リスク管理委員会
販売・購買および物流に至るサプライチェーン全般に対する監査を強化することで、安定した営業活動を継続し、お客さまの信頼を得ることを目指します。
安全防災委員会
安全衛生基本方針として「リスクに強い会社をつくり上げる」、「労働災害のない働きやすい職場を作り、付加価値の向上につなげる」の2点を掲げ、労働災害ゼロ、爆発・火災事故ゼロの実現に向け、全社一丸となって安全防災活動に取り組んでいます。
環境委員会
東洋鋼鈑グループは、地球環境の保全・質的改善が最重要課題であることを認識して、持続的に発展する循環型社会の形成に貢献することを目指します。
受注から生産を経てお客さまに製品をお届けする業務が、環境目的に掲げた「環境負荷低減」および「環境リスク低減」の達成を通じて有益な活動になるよう活動を進めています。
情報管理委員会
本委員会は、情報資産について適切なリスク管理を実施し、事業活動に有効活用するために基本的事項を定め、経営の発展に寄与することを目的として活動しています。
社内では、講習会やセキュリティ教育を開催し、社員の意識向上を図ってきました。また、各部門の代表者に対し、情報管理運用の実態から乖離しているルールの把握に努め、改善を行ってきました。今後も社員に対する理解活動を進め、リスクの芽を摘む活動を継続していきます。