ホーム> 製品開発ストーリー >「どこでも光窓」ミラーコートK > 第2章 難航した立ち上げフェーズ

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岡村●休みの日は結構出ていましたし、徹夜とまでは言いませんが、毎日かなり遅くまで作業していました。
大場●仕事がイヤになることは無かったですが、データが停滞して結果が出なくて悩んだことはあります。「反射率が上がらない」というところで、1、2ヶ月位ずっと反射率を上げることだけをやっていました。
大場●理想的にはこの辺りに来るはずなのに、なかなかそれに到達するまでが見つからず、最初の頃は何をやっても変わりませんでした。そして、あるときポンとデータが悪くなり、悪くなったと思ったら、一転して動きが良くなりました。そこから、良くなったり、悪くなったりが始まり、それがなんでか?というところがわかりませんが、ホントなら90%、91%、92%と値が上がっていきそうですが、悪くなったり良くなったりと・・・。
大場●「まったく無いです」(一同爆笑)。実際のところ夢は見ませんでした。その時期は本当に光ダクトのことだけを一日中考えていましたが、夢にまで見ることはありませんでした。しかし、起きている間は、ただひたすらめっきのことを考えていました。
岡村●大場は「無かった」と言いますが、そこはある種ひらめきの部分だったと思います。研究者としての経験から来る嗅覚でしょう。ただ物事の常として「何でそうなったのか?」と改めて聞かれて、具体的にどうこう言える部分ではないとは思いますが。
岡村●常にディスカッションをやっていました。「こういう実験をやっていこうと思うんやけど、どうだろうか?」、 「じゃあ、こういう方法もあるんじゃない?」という問いかけとアドバイスが常に交換され、いろいろな実験をやっていきました。製品開発の現場では「考えられ得ることを全部やり終わった後に、次に何をするか?」というところが非常にクリティカルだと思います。
